愛犬

愛犬の死

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コラム市場【愛犬の死】

コラム市場では、私が、個人的に感じる事。妄想な部分。それらを含め想いのままに書き綴ったコラムを掲載する場です。深い意味よりも、直感的に何かを感じていただければうれしいです。




愛犬の死


考えたこともなかった愛犬の死

14年前に拾ってきた雑種の死

大切な家族の一員の死



24年間生きてきて、はじめての経験だった

友達の家の愛犬が死んだ・・・

彼女の家のペットがいなくなった・・・

確かに、何度かあった。

でも、それは他人事だった。

気持ちの上で本気で同情していたし

本気でかわいそうだと思った。

でも、それはそのペットに対する

想いではなく、友達や彼女に

対する気持ちがほとんどだった。


忘れもしない14年前

8月11日

雨の中、泥にまみれた雑種の犬を

拾ってきた私。

飼えないから、いたところに置いてきなさい

と言う私の親。

なんてひどいやつらなんだぐらいに思った。

でも、自分自身が大人になるにつれて

その言葉の意味は次第に理解できる

よう、私自身が成長した。

犬は、かわいい。ましてや

雨に濡れた仔犬を見れば

だれでも同情する。

でも、飼う事はどんなにも大変だということを

知っている大人だったのだ。

一時的な感情と、同情。

これだけで、飼えるほどペットというのは簡単なものじゃない

そう、家族が増えるのだから


それを承知の上で了承してくれた大人である両親。

うれしかった。

とても、うれしかった。

今でも忘れない、今だから思い出す

あの時の親の言葉。

「ペットはいつか死ぬ・・・その悲しみが・・・」

考えたくない。考えられなかった。

そんなこと。

しかし、今日その日がきてしまった

私が仕事で遠くに行っている間に。

家についた。

何日か家を空けていたので

あいつに会うのが楽しみだった

外にある小屋をのぞくと

いなかった。

夜は、いつも家の中だった。

ドアをあけた。

いなかった。

散歩の時間でもあったから、何も疑いはしなかった。

でも、親がいる。

親が泣いている。

おそらく、さっきまでは落ち着いていたのだろう。

私の顔を見て泣き出した。

何があったのか整理がつかなかった。

聞いても何も答えず泣いている。

まさか・・・・・

そのまさか。




ふざけるな、冗談だろ?

今、どこにいるんだよ

おい・・・

力なく崩れていくという感覚

これもはじめてだった。

親に涙などこの年でみせたくなかった

耐えられなかった・・・

止まらなかった・・・


不安、孤独感、楽しかった思い出

嘘であって欲しいという焦燥感

自分の部屋に持ち帰るいろいろな想い

抱えながら動けなかった

動きたくなかった


声を出して泣いていた


落ち着いたその後に

思ったこと

「犬なんて飼わなければよかった」

「あの時、出会わなければよかった」

本気で思った


「こんな想いをするぐらいなら」


でも、それは違う

今日、この日までの日々

何にも変えがたいあいつとの思い出

辛くて、仕方が無かった日

夜中にグチをこぼしても黙って聞いていたあいつ

あいつは、私の家族に出会って

今日まで生きてこれたことが幸せだったはず

あいつは、私達家族がこれからも

幸せにいて欲しいと思っているはず

涙なんか期待していないはず

だから笑わなきゃ。

思って涙が止まらなかった


元気でな。

お前のことは絶対に忘れないよ。

さみしいけどお別れだね。

今までありがとう。


やっぱり涙が止まらない


あと一度だけ会わせて欲しい

叶わないけど

素直な気持ちです。







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